新年になってあっという間に1カ月。寒い日が続いていますが、体調など崩されていないでしょうか。
さて今日は、アキレス腱の再断裂・逆足断裂の予防として参考になりそうな、とても興味深いブログ記事を見つけたので、共有したいと思います。
それがこちら(とある日本体育協会公認アスレティックトレーナーさんのブログです)。
↓ ↓ ↓
柔らかい筋肉のメリットは、
- 伸縮性があり力を発揮しやすい、ケガをしにくい
- 血流が良く回復力が高い
逆に硬い筋肉は、
- ピンと張ったゴムみたいなものでうまく張力が発揮できず切れやすい
- 血流が悪いので疲れが溜まりやすい
当サイトの復帰後の再断裂予防策ページで、私は「筋肉の冷えや疲労が柔軟性を奪い、アキレス腱断裂のリスクになる」という見解から予防策をご紹介させていただいていますが、こちらのブログでは「筋肉そのものを柔らかくするにはどうしたら良いか?」について言及されています。
ポイントは、
私の経験上、筋肉の柔らかい選手に共通する習慣とは、、、、
圧倒的に水分を摂取していること!一日軽く2L以上(スポーツ以外で)
「筋肉の柔らかさは水分摂取量に関係する」という考え方。これは私にはなかった発想でした。
汗をかいてカラダの水分量が減れば、細胞中の水分が減り、そうなると筋肉が思う存分動けなくなる=筋肉が硬くなる・・・という理論ですね。
私は「筋肉の柔らかさは生まれ持ったもの」という、いわゆる遺伝的なものと思い込んでいたので、この理論は新鮮です。
たしかに人間のカラダは「半分以上が水」でできているので、それも一理ある・・・のかな。
一般的に年をとると筋肉が硬くなる傾向がありますが、カラダの水分量も年齢とともに減っていきます(新生児では約75%、子どもでは約70%、成人では約60%、老人では約50%)。そう考えると両者には相関関係があるのかもしれません。
なんでも、アフリカ人ランナーなどはカラダの水分量を増やすために、一日4L近くも水分を摂取しているんだとか。それが彼らの強さの秘訣?
んー、やはりアフリカ系の人の躍動感ある動きを見ると、筋肉の柔らかさに根本的な違いがあるという先入観は拭いきれません ^^;
しかし、個人のコンディションレベルとしては、多めの水分摂取で筋肉が硬くなることを抑制できる気はします。
どこまで筋肉の柔らかさを改善できるかは未知数ですが、
「1%でもアキレス腱断裂のリスクが減らすために」
私は日ごろから水分補給は多めにするように意識することにします。
そもそも水分補給は健康づくりの基本。体内の水分量を保つことで、基礎代謝がが上がり、リンパの流れが良くなり、血液もサラサラになります。
健康のために、療養期間中のあなたはアキレス腱の回復促進のためにも、水を飲む習慣は大切したいですね。
アキレス腱断裂データベース、アキレス腱断裂の輪、アキレス腱断裂用装具ギャラリー にご協力くださいm(_ _)m
コメント
>Naokoさん
お久しぶりです^^
春になったら運動再開・・・いよいよダンス復帰でしょうか。楽しみですねぇ。
筋肉の柔軟性を保つため、水分補給に限らず、これまで同様、日々のケアを続けてください。
少しずつペースを上げていきましょう(いきなりUSAダンスはやらない方が無難です^^;)。
by masshi 2019 年 2 月 3 日 8:29 PM
久しぶりのメルマガ、とても嬉しく思います。凄く見やすくなったのですね!私は日常生活は不自由なく過ごしてますが、春になったら少しずつ運動を再開しようと考えておりましたので niceなタイミングのお知らせに感謝です。これからもよろしくお願いいたします。
by Naoko 2019 年 2 月 3 日 6:36 PM