貴乃花親方の引退届提出が話題となっている相撲界。若貴時代の相撲ファンである自分としては、貴乃花がいなくなってしまうのはすごく寂しいです。このままじゃどんどん相撲離れが進んでしまう気がするなぁ。
暗い話題ばかりの相撲界ですが、今日は明るい話題があります。
本日(9/26)番付編成会議が行われ、元関脇豊ノ島の十両復帰が発表されました。2016年7月の左足アキレス腱断裂から約2年、アキレス腱断裂から完全復活です!
以下は今場所、4勝して勝ち越しを決めたときのニュース記事の引用です(最終的には6勝1敗で終了)。
「嫁と娘には感謝しています」アキレス腱断裂から2年…関脇経験者・豊ノ島が関取復帰濃厚に涙 幕下筆頭で4戦全勝
元幕内で三役経験も豊富な西幕下筆頭の豊ノ島が9月14日の秋場所6日目、十両の常幸龍を取り直しの末、上手投げで破り、4戦全勝で勝ち越しを決めた。来場所は2年ぶりの関取復帰が濃厚となったベテランは、勝ち名乗りを受け、支度部屋へ引き揚げる途中で涙をこらえることができなかった。
「泣くつもりはなかったけど、花道を下がったらホッとしてしまった。正直、こんなに時間がかかるとは思ってなかった」
幕内の前頭十一枚目で迎えた2016年七月場所前の稽古で左アキレス腱を断裂する重傷を負い、この場所と翌九月場所を全休。同年十一月場所は12年半ぶりに幕下に陥落。連続勝ち越しですぐにでも関取復帰かと思われたが、患部を庇うあまり右足ふくらはぎの肉離れを発症させるなど、その後も度重なるケガに泣かされ、今年三月場所は幕下三十五枚目まで番付を下げた。
(中略)
苦しい時期を乗り越えることができたのは、やはり家族の支え。「嫁と娘には感謝しています。1人だったら続いてなかったと思う」としみじみと語った。
けいこ中のまさかのアキレス腱断裂からわずか4カ月で復帰したものの、その後、調子が上がらなかった豊ノ島関。
ニュース記事によれば、アキレス腱断裂から復帰後、断裂した足とは逆の右足の肉離れに悩まされていたとのこと。
きっと、足首の可動範囲や柔軟性、足の筋力が元のレベルに戻っていなかったため、逆足でかばってしまったのでしょう。そうなるとカラダのバランスが崩れるため、他の部位に負荷がかかり、ケガをしやすくなってしまいます。。。
大相撲では休場を続けるとみるみる番付が落ちてしまうから、完治前に復帰せざるを得ない状況だったのかもしれません。さすがプロの世界は厳しいですね。
しかし、度重なるケガに泣かされながらも、苦難を乗り越え、見事十両復帰!あふれ出した涙にこの2年間の苦労の大きさを感じます。
おめでとう!豊ノ島関!!
おめでとう!アキレス腱断裂からの完全復活!!
豊ノ島関の今後さらなるご活躍を心からお祈りします。
アキレス腱断裂データベース、アキレス腱断裂の輪、アキレス腱断裂用装具ギャラリー にご協力くださいm(_ _)m
コメント
コメントはありません。