新型コロナウィルスの影響で外出自粛、ステイホームが求められ、思うように行動ができない日々が続いています。
先が見えず不安ばかりがふくらむ毎日ですが、お元気にしていますか?
新型コロナによる医療崩壊が心配される中、このタイミングでアキレス腱断裂をされたあなたは、心身ともにさぞ大変な毎日をお過ごしのことと思います。
一日も早い事態の鎮静化と、アキレス腱断裂で療養中のあなたの回復を心よりお祈りします。
私事ですが、、、
2005年4月の突然のアキレス腱断裂から、今年で15年を迎えました。
おかげさまで、いまだアキレス腱の再断裂、逆足の断裂をすることなく、元気にスポーツを楽しめています。
バスケの方は、一応まだ現役プレイヤーとして・・・と言えるほどプレーする機会は多くないですが、なんとかぎりぎり続けられております(膝、足首、腰がもう限界かもしれない^^;)。
4月は毎年、社会人クラブチームの新シーズン開幕となる県大会があるのですが(私は15年前のその大会でアキレス腱を断裂しました…詳しくは「断裂の瞬間!」参照)、今年は新型コロナの影響で中止になってしまいました。
私は毎度この大会でベンチわきに「盛り塩」をして試合にのぞむのを恒例行事としていて、今年は15周年ということで、特盛の盛り塩をしようと考えていたのですが、、、盛り塩も、プレーもすることなく、気が付けば15周年記念日が終わっていました。
なんとも拍子抜けの15周年となってしまいましたが、アキレス腱が無事でなにより、そう前向きに考えようと思います。
世の中では今「三密回避」要請により、ほぼ全てのイベントが中止、学校は長期の休校、不要不急の外出は自粛・・・。
いつも当たり前にやっていたことが、全くもってできなくなってしまいました。
この感じは、、、
アキレス腱を断裂して初めて、普通に歩けることの有難みを痛感したあの時と、なんだか似たような感覚があります。
人間だれしも、当たり前のことが当たり前でなくなったとき、ようやくその有難さ、尊さに気付きますよね。
自粛、我慢の毎日でストレスがたまり、イライラや怒りの感情が湧きやすくなっていますが、ネガティブになっても良いことはありません。
アキレス腱断裂は時間はかかりますが、しかるべき治療を受け、適切な療養生活を過ごし、地道なリハビリを続ければ、かならず以前のように走ることができる日が来ます。
この新型コロナウィルスによる世の混乱も、時間はかかるかもしれませんが、人々が力を合わせ、適切な行動を続ければ、必ず収束するはず!
今はいつも当たり前にできていたことへの感謝の気持ちを胸に、また当たり前の生活ができる日が来ることを信じて、日々の生活をできるだけポジティブな気持ちで過ごすよう心がけましょう^^
各種スポーツイベントなどは中止となっていますが、三蜜を避け、個人や家族でスポーツを楽しむこともあるかと思います。
4月、5月、6月は1年でもっともアキレス腱断裂の多い時期です(「アキレス腱断裂データベース » アンケート結果」参照)。
アキレス腱断裂からスポーツ復帰を果たしたあなた、アキレス腱断裂から長い年月が経過したあなたも、絶対油断しないようにしましょう。
再断裂、逆足断裂の可能性を1%でも下げる具体的な予防策については、以下のページをご確認ください。
アキレス腱断裂データベース、アキレス腱断裂の輪、アキレス腱断裂用装具ギャラリー にご協力くださいm(_ _)m
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