去る5月4日、試合中に左アキレス腱を断裂した元日本代表GKの土肥洋一選手。
断裂からわずか約11週間で、ジョギングを開始したそうです。
以下、J’sGOALニュースからの引用です。
7月21日、練習試合が終わり続々と選手たちがクラブハウスへと引き上げていく中、一人逆に、グラウンドへと姿を現した選手がいました。
アキレス腱断裂で離脱中のGK土肥洋一選手です。
手にはキーパーグローブを携え、ランニングシューズを履いています。グラウンドの脇で私たちから取材を受けていた川勝良一監督は、その姿を目にするやいなや
「もう走れんの!?」
「はい、今日から!」
笑顔で答えると、土肥選手はゆっくり、でも確かな“ジョグ”を開始しました。
5月4日J2リーグ第10節F東京戦でのアクシデントから約11週間で、ここまでの回復です。同時期に同医師により同じアキレス腱の手術を受けていながら、なかなか安静にできないため未だランニングの許可が下りない川勝監督は、土肥選手が目の前を通り過ぎるたびに「土肥ちゃん、俺に見せつけようと走ってるんだろ~」と軽口をたたき、回復を喜ぶ一幕も見られました。
J’sGOALニュース
私も回復は早い方だと整骨院の先生や、周りの方から言われていましたが、
ランニングなど軽い運動を始めたのは断裂後約3ヶ月。
週数にして12週~13週ぐらいだったと思います。
» アキレス腱断裂から復活まで » 【3ヶ月後】 ランニング開始
わずか11週間でジョギング開始とは!
驚異的な回復力ですね。
それについてニュース記事には次のように書かれていました
「回復、他の人よりだいぶ早いのではないですか?」と伺うと、「医者のスケジュール通りだよ」とのこと。練習メニューについても、一見、現在の回復状態に対してはとてもハードに見受けられました。それぐらい、ストイックなトレーニング。なので、それについてもお聞きすると、「ドクターに聞いて、OKをもらった範囲内でできる限りのことしかやってないよ。無理はしない」
プロ選手のリハビリスケジュールはきっと綿密に立てられているんでしょう。
当然個人差があるから全ての人が同じスケジュールでってわけにはいかないだろうけど、
一つの目安として、プロ選手のリハビリスケジュールを一般公開してくれたらうれしいなぁ。
そして、注目すべきはこちらの発言。
「ドクターに聞いて、OKをもらった範囲内でできる限りのことしかやってないよ。
無理はしない」
この一言に、リハビリ時に重要な要素が凝縮されています。
- ドクターにどこまでならやって良いかを聞く
- その範囲を超えるようなことはやらない
- 無理をしない
これらは無事『アキレス腱断裂からの復活』を果たすためにとても大切なこと。
ドクターからリハビリの具体的な指示がもらえない、という場合は、
自分から“どこまでならやっても良いか” を質問することが大事だと思います。
軽い運動を始める時期は、再断裂の可能性が高くなる時期でもあります。
これからリハビリを始めるあなたは、くれぐれも無理をしないように注意してください。
最後に土肥選手は次のように語っています。
「もう二度とあんな痛い思いはしたくないから、焦らずにいくよ」
アキレス腱断裂からの復活に焦りは禁物。
リハビリは慎重にゆっくりと、徐々にペースを上げて行きましょう。
38歳となったベテランの土肥選手。
再びユニフォームを着て、ゴールマウスの前に立つ姿が今から楽しみです。
土肥選手のアキレス腱断裂からの復活を心からお祈りします。
どうやら監督さんも同時期にアキレス腱を断裂していたのですね。
川勝良一監督のアキレス腱断裂からの復活も心からお祈りします。
自分の回復が遅いと感じても、決して焦らないでください。
今回紹介した土肥選手は、1日も早い回復を必要とするプロスポーツ選手です。
一般の治療・リハビリとは環境が全く異なる特異な例です。
また、アンケート結果を見ても、正常歩行・スポーツ復帰の時期にはバラつきがあります。
回復速度は個人差もかなり大きいと言えます。
地道に、着実に、マイペースで行きましょう。
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