プロ野球阪神の西岡剛選手(33歳)がアキレス腱断裂からの完全復活に向け、オフ返上で自主トレーニングに励んでいます。
2016年7月20日、巨人戦の走塁中に左足のアキレス腱を断裂してしまった西岡選手。断裂直後は「野球人生の終わり」と心が折れかけたものの、周囲の励まし・ファンの応援を力に再起を決意し、手術を受けたのでした。
⇒ 過去記事:プロ野球阪神西岡剛選手がアキレス腱断裂!
西岡選手は長い療養生活、懸命なリハビリを乗り越え、アキレス腱断裂から約1年後の2017年7月17日の広島戦に「1番・一塁」で1軍先発出場。その試合で復帰後初安打を放ち、アキレス腱断裂から見事復活を果たしました。
その後、1軍で32試合に出場し、打率228、5打点。かつての成績には及ばなかったものの、3盗塁を記録し、アキレス腱断裂からの完全復活の兆しも見えた昨シーズン。西岡選手は来シーズンの完全復活に向け、現在無休、オフ返上で汗を流し続けているそうです。以下ニュース記事の引用です。
阪神・西岡、オフ返上で“最後の戦い” ケガの呪縛に引退覚悟の過去も
阪神の西岡剛内野手(33)が定位置奪取の決意を秘め、大阪府内で自主トレに打ち込んでいる。球団OBは「体の絞り方を見れば勝負の年と自覚しているのが分かる。選手として後がない心境ではないか」と受け止めている。
すでに室内練習場でティー打撃やフリー打撃を開始。仕上がりが早いのは当然だろう。昨秋は若手主体の安芸キャンプに志願参加。師走も正月も無休で自主トレを続けてきた。
「いまの自分の立場はレギュラーではない。気持ちは新人と同じ。故障した体は治ってきたが、心の傷はなかなか消えない。不安を打ち消すためには汗を流し続けることだと思っています」
事実、レギュラーを張ったのは阪神移籍1年目の2013年だけ。その後はまるで呪われたように故障に見舞われた。14年には守備中に福留と交錯し左右の肋骨を骨折。15年は右肘屈筋挫傷。16年は左アキレス腱断裂…。一度は引退を覚悟したのも無理なかった。
もっとも、少ない出番のなかでもセンスあふれるプレーはナインを唸らせる。体調さえ万全なら大きな戦力との評価はいまも変わらない。昨秋の安芸キャンプでは古巣の遊撃にも挑戦。軽快な動きを見せた。
引用元:zakdesk
左右の肋骨骨折、右肘屈筋挫傷、そして左アキレス腱断裂と、3年続けて大ケガを乗り越えてきた西岡選手。かつてスポットライトの当たる表舞台で大活躍していた西岡選手にとって、その裏、ケガによる療養期間やリハビリ生活はさぞ苦しかったことでしょう。ショックだっただろうなぁ。それを乗り越えるとはほんとにすごい、すごすぎる…。
「故障した体は治ってきたが、心の傷はなかなか消えない。不安を打ち消すためには汗を流し続けることだ」という西岡選手のコメント。心の傷とはケガ再発の不安のこと?、まともにプレーできなかった、活躍できなかったこの3年間のくやしさもあるでしょうか。
汗を流し続け、完全復活への努力を惜しまない西岡選手。アキレス腱断裂からの完全復活、レギュラー復活にかける断固たる決意を感じます。来シーズン、西岡選手がレギュラーポジションを獲得し、フィールドで大活躍してくれることを心からお祈りいたします。
P.S.
私事ですが、先週末から体調を崩して自宅療養しています。急性胃腸炎です。ここ数年毎年冬になるとかならず患っております。寒さに弱い自分のカラダ、寒い冬はほんとに苦手です。ちなみに基礎体温が1度下がると、免疫力は30%、代謝は12%も低下するそうです。
筋肉の冷えはケガ、アキレス腱断裂の原因にもなりかねません。冷えは万病のもと、アキレス腱断裂のもと、急性胃腸炎のもと。皆さまも寒さ対策は十分に、おカラダご自愛ください。
アキレス腱断裂データベース、アキレス腱断裂の輪、アキレス腱断裂用装具ギャラリー にご協力くださいm(_ _)m
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