6月6日、元WBA世界ジュニアフライ級王者の具志堅用高さん(55)が、
後楽園ホールのリングへ上がったのですが・・・
実はこれは16年ぶりの“カムバック”なんです。どういうことかというと・・・
その前回リングに上がった16年前に、なんと左足のアキレス腱を断裂していたのです。
以下、gooニュースより引用です。
具志堅さん、女子にKO負け!?/BOX
(サンケイスポーツ)
元WBA世界Lフライ級王者・具志堅用高氏(55)が6日、東京・後楽園ホールで、主宰する白井・具志堅ジムに所属し、現役引退した元世界女子王者(日本ボクシングコミッション認定以前)・菊地奈々子さん(36)と2回(2分間)のエキシビションマッチを披露した。95年5月、元WBA世界同級王者・渡嘉敷勝男氏とチャリティーマッチでスパーリングをして以来、16年ぶりのリング“復帰”。前回はスパー中に左アキレスけんを断裂。病院へ直行するアクシデントに遭ったが、今回は4分間のパフォーマンス。「ちょっちゅ、きつかった」と苦笑い。
2011年6月7日(火)08:00 gooニュース
具志堅さんもアキレス腱断裂経験者だったんですね。
このニュースを見るまで全く知りませんでした。
具志堅さんと言えば、今でこそバラエティ番組で人気のタレントですが、
かつてはボクシング世界チャンピオンのスーパーアスリート。
世界王座防衛13回は、日本人世界王者の最多記録で、現在も破られていません。
具志堅さんは1955年6月26日生まれなので、95年5月の断裂当時は39歳。
断裂年齢の傾向からすると断裂しやすい年齢・・・ではありますね。
ちなみに現役を引退したのは25歳です。
ボクシングのようにステップワークが激しいと、アキレス腱にも相当負担がかかるのでしょう。
また、筋力の衰え・加齢により、頭で判断するスピードとそれに反応して筋肉が動くスピードに、
わずかな“時差”が生まれ、その影響でアキレス腱断裂の可能性が高まる、
なんて意見も聞かれます。
具志堅さんのような世界トップレベルのボクサーなら、頭の反応速度はめちゃくちゃ速い。
でも引退後のブランクと加齢により、筋力は衰えていた。
そう考えるとアキレス腱断裂の可能性は高かったかもしれません。
アキレス腱を断裂した16年前のエキシビションマッチは、
阪神・淡路大震災のチャリティーマッチ
今回の“アキレス腱断裂からのカムバック”となったエキシビションマッチは、
東日本大震災のチャリティーマッチ&女子ボクシング・菊地選手の引退セレモニー
具志堅さんが当日使用したグローブは会場でオークションにかけられ、
売上金は被災地に義援金として送られるそうです。
バラエティ番組では、持ち前の天然キャラでお茶の間に「笑顔」を提供し、
チャリティー活動には自ら体を張って、積極的に参加する具志堅さん。
何事にも真剣で、ハッスルする具志堅さんが、私はすごく好きです。
アキレス腱断裂から復活を果たしたアスリートとして、
今後はますます応援したくなりました。
アキレス腱断裂データベース、アキレス腱断裂の輪、アキレス腱断裂用装具ギャラリー にご協力くださいm(_ _)m
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