アキレス腱断裂から完全復活を果たし、“アキレス腱を断裂した後に世界チャンピオンになった” プロボクサー西岡利晃選手が引退を表明した模様です。
以下、ニュース記事の引用です。
日本人初の名誉王者が引退表明…西岡「幸せなボクシング人生」
日本ボクシング界に偉大な足跡を残した王者がグローブを置いた。WBC世界スーパーバンタム級名誉王者・西岡利晃(36=帝拳)が13日、都内で会見し、現役引退を表明した。苦労の末、国内最多5度目の世界挑戦で王座をつかみ、7度の防衛に成功。先月13日に米国で行われた世界4階級制覇王者ノニト・ドネア(29=フィリピン)との王座統一戦がラストマッチとなった。今後は関西にジムを開き、後進の指導に当たる。
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王者になるまでは苦労続きだった。04年3月に4度目の世界挑戦に失敗した後、練習中にアキレス腱を断裂。美帆夫人(30)と結婚して長女・小姫(こひめ)ちゃん(6)が誕生したが「次の挑戦のメドも立たず先が見えない状況」に不安を覚えた。だが闘志が消えることはなかった。
努力は裏切らなかった。08年9月にナパーポン(タイ)との王座決定戦を制し世界王者になると一気に躍進。09年5月にスーパースター候補ゴンサレス(メキシコ)に敵地で3回TKO勝ちして名を売り、昨年10月の7度目の防衛戦はラスベガスで2階級制覇のマルケス(同)を破り、本場での知名度を上げた。
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西岡選手はアキレス腱断裂後、リハビリ期間に松葉杖で移動中のアクシデントにより、アキレス腱縫合の再手術を受けました。
復帰戦まで約1年ほどかかり、その復帰戦を1ラウンドKO勝利で飾ったものの、なかなか本人の “イメージ通り” の動きを取り戻すことができず、その後、世界挑戦に2度失敗・・・。
しかし、不屈の闘志で努力を続け、アキレス腱断裂を乗り越え、見事世界チャンピオンにまで登りつめました。
⇒ 詳しくはトピックス 「西岡利晃選手著書 『すべては夢の過程だから。』 購入」 参照
ラストマッチとなった先日の王座統一戦には残念ながら敗れてしまいましたが、アキレス腱断裂を言い訳にせず努力し続けた不屈の精神、また、敵地に乗り込み、強敵と戦い続けた西岡選手の姿は、ものすごい勇気と深い感動を与えてくれました。
“アキレス腱断裂を乗り越えたプロボクサー” 西岡選手、感動をありがとう!
そして、長い間、お疲れさまでした。
引退後は後進の指導に当たるそうです。
西岡選手の今後のますますのご活躍をお祈りいたします。
アキレス腱断裂データベース、アキレス腱断裂の輪、アキレス腱断裂用装具ギャラリー にご協力くださいm(_ _)m
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