2014年4月の床運動の練習中に左アキレス腱を断裂し、手術を受けた体操女子ロンドン五輪代表の鶴見虹子選手が、11月1日約半年ぶりに実戦復帰を果たしました!
以下、ニュース記事の引用です。
鶴見1年ぶり復帰「器具触ったらホッと」
全日本団体選手権最終日は2日、東京・国立代々木競技場で決勝が行われ、男子は世界選手権個人総合5連覇の内村航平や同3位の田中佑典が活躍したコナミが6種目合計272・600点で2年連続4度目の優勝を果たした。4・400点差の2位は加藤凌平と野々村笙吾が出場した順大で、3位は日体大だった。
女子は日体大が4種目合計165・300点で2年ぶり21度目の頂点に立った。4月の左アキレスけん断裂から復帰した鶴見虹子(こうこ)が出場2種目でチーム最高点と貢献した。戸田市スポーツセンターが2位に入り、昨年優勝の朝日生命は5位だった。
◆女子は日体大が制す
日本女子の第一人者らしさを何度手放しかけても、しっかりと握り直して落下はしない。4月の左アキレスけん断裂からの復帰戦の決勝で日体大の鶴見が見せた段違い平行棒は、相次ぐけがに負けずに世界の舞台へ戻るという強い意志が表れていた。
「演技を通す練習がまだ足りない中、ここまでできたのは来季につながる」。高低の棒を軽やかに移動しながら、大逆手片手軸1回半ひねりなどE難度の技を繰り返して14・700点。決勝に出場した全ての選手を1点以上引き離す圧倒的な演技で、チームを2年ぶりの優勝に導いた。
昨季は右足首手術で棒に振り、復権を目指した今春の全日本選手権の直前に逆の足を痛めた。意欲を失いかけた時期もあったが、世界選手権を2年連続でテレビ観戦する中で「跳躍系の床運動や跳馬はいい戦いをした一方、日本がもともと強かった器具系の2種目で力を出せていない」と感じたという。代表には今も、段違い平行棒や平均台で安定感を見せてきた自分が必要と奮い立った。
「来季は個人戦でも頑張る」。床運動と跳馬の練習はまだ始めておらず、この日の2種目も6割の出来というが、五輪までの残り2年で巻き返す自信はある。 (鈴木智行)
引用元 : 東京新聞(TOKYO Web)
アキレス腱断裂から約半年、
全日本選手権女子個人総合6連覇、
北京、ロンドン五輪代表の鶴見虹子選手が!
ついに体操の表舞台に復帰しました!!
復帰はまだ段違い平行棒と平均台の2種目のみにとどまったものの、
その2種目でチーム最高点をマーク。
見事、アキレス腱断裂から復活です。
しかし、本人いわく、まだ6割の出来。
また、アキレス腱への負担が大きいだろうと思われる
床運動と跳馬の練習は始めていないとのこと。
それでも、
「来季は個人戦でも頑張る」
と、モチベーションは高いようです。
2016年のリオデジャネイロオリンピックには、
必ずや日本代表として、再び日本のエースとして活躍してくれるはず!
鶴見選手の今後さらなるご活躍を心からお祈りいたします。
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コメント
>A難度さん
鶴見選手の復帰、うれしいですね!
世界選手権、オリンピックでの活躍が楽しみです。
by masshi 2014 年 11 月 7 日 8:52 AM
こんにちは。
鶴見さんの復帰、本当にうれしいです!
ゆかと跳馬を得意とする若手が複数いますので、鶴見さんは今回の二種目でも
十分だと思いますが、ご本人は全種目に意欲的なようですね。
来季、ぜひまた活躍してもらいたいです!
by A難度 2014 年 11 月 5 日 10:15 AM