先月末、左足アキレス腱を断裂し、手術を行ったイタリアセリエA(サッカー)インテルのハビエル・サネッティ選手が、アキレス腱を断裂したその晩、執刀医に対し、「タイヤ交換をしに来た!」 と力強く発言!
ネットのニュースを見ていたら、こんな記事を発見しました。
「私がインテルの監督だった時、一番助けてくれたのが彼だった」(ルチェスク/現シャフタール監督)、「私の55年のキャリアの中で、彼に優る情熱とやる気に満ちた選手を私は見たことがない」(ジジ・シモーネ/現クレモネーゼのスポーツ・ディレクター)、「彼は、どんなことへも心構えができている」(モウリーニョ/現レアル・マドリード監督)など、彼を指揮した元監督たちも彼の人間性を口にせずにはいられない。そしてサネッティを直接知るからこそ、彼らはみな、復帰を疑っていない。
サネッティ本人もその気持ちは同様だ。パウラ夫人は語る。
「幸いにも夫は精神的に強く、すでに復帰を考え始めています。これもこの仕事のリスクのひとつとわかっていますから、私たちは落ちついて対処していくつもりです」
4月30日、サン・マッテオ総合病院でサネッティは手術に臨んだ。執刀医はインテルの外科コンサルタントでもあるフランチェスコ・ベナッツォで、「復帰の目途は半年後」とのことだ。手術に臨む彼の様子を聞かれた同医師は、「動揺している彼を見たことがありますか?」と逆に問いかけ、「ケガをした28日の夜、”タイヤ交換をしに来た!”と言ってこの病院にやって来た人ですよ!」と復帰への太鼓判を押している。
このように、時間の経過とともに、負傷直後に流れた不安と心配は徐々に薄れ、期待の空気が膨らんでいる。「サネッティは私がこの世で知る中で、一番前向きな人間」と言うコルドバ(昨年までインテルの選手で、現チームマネージャー)は、手術翌日に病院へ彼を見舞った後、このようなコメントを残している。
「彼は何かあるとすぐにその解決策を考える。今までずっとそうだったし、今もそうだよ」
サッカー選手という仕事をしている以上、ケガをするのは当たり前のこと。
アキレス腱断裂の手術も、“鉄人” サネッティ選手にとっては、
ただのタイヤ交換
のように、日常的なメンテナンス(体の)。
決して大事ではないようです。
アキレス腱断裂のショックを微塵も感じさせないものすごい発言ですね。
なんという強靭な精神力でしょうか。
あるいはそう口に出すことで、復帰に向け自分を奮い立たせているのかもしれません。
今年の8月で40歳を迎えるサネッティ選手に対し、メディアでは、 「引退」 の声もあがっています。
しかし、サネッティ選手にその心配は無用でしょう。
かならずや、またセリエAのピッチに戻ってきてくれるはずです。
サネッティ選手のアキレス腱断裂からの復活を楽しみに待ちたいと思います。
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